気を付けて!目のSTD淋病
目

STD(性感染症)は性器以外の粘膜から感染する可能性があります。

潜伏期間のある淋病は感染症法に従って医師の届出義務

感染症法は、正式名称を感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律とする伝染病予防法と性病予防法とエイズ予防法を一つに統合日本の法律です。
感染症法は、感染症の感染力や発症後の症状の危険性により、感染症を1類~5類と新インフルエンザ等感染症、新感染症、指定感染症に分類し、5類感染症に分類されている淋菌感染症やクラミジア、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマは感染症法の定める定点把握感染症として厚生労働省への報告が義務付けられています。
淋病は、淋菌による感染症であり、日本全体で25万人以上の感染者がいるとされ、現在ではコンドームを使用しないオーラルセックスや低用量ピルの発売により感染者の低年齢化や性行為感染症の重複感染が問題視されています。
淋病は、男性と女性では症状や発症部位が大きく異なります。
男性は、主に尿道に症状が発症し、激しい排尿痛や膿の排出、性器の先端部が赤く腫れるなどの明確な症状が現れます。
しかし、女性は、ほとんどの感染者に自覚症状が無く、気付いた時には淋菌が卵管内や腹腔内に上行し、重篤な疾患を引き起こしたり、母子感染を引き起こしたりしています。
又、淋病には、淋病の病原体に感染していても症状が発症潜伏期間があり、一般に淋病の潜伏期間は2~7日程度とされていますが、稀に2週間~3週間経って発症するケースもあります。
その為、潜伏期間が過ぎ感染していないと勘違いした感染者や自覚症状の無い感染者が医療機関を受診しないケースが多く、感染症法に従って報告された感染者数は、実際の感染者数よりもかなり少ないとされています。
淋病の治療には、真菌や細菌に有効とされるアジスロマイシンやセフトリアキソンなどが処方されています。